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2025/12/17 Databricks関連

Databricks Certified Data Engineer Professional に合格しました

Databricks Certified Data Engineer Professional に合格しました

はじめに

データアナリティクス部の大貫です。
先日、Databricks Certified Data Engineer Professional を受験し、合格しました。
本記事では下記について記載していきたいと思います。

  • 試験概要
  • 試験対策
  • まとめ

本記事は執筆時点(2025年12月12日時点)での内容です。

試験概要

  • 内容

本試験の内容ですが、試験ガイドによると、
「Databricks Lakehouse Platform上で本番グレードのデータエンジニアリングソリューションを構築、最適化、維持するための受験者の高度なスキルを検証します」と記載があります。
Databricksの機能に関する幅広い高度な知識や、Python や Spark、SQLについての理解が求められます。

  • 言語(英語、日本語など)

日本語での受験が可能です。
問題の中には長文で、日本語でも理解するのに時間がかかるものもあるので、母国語で受験できるのは嬉しいですね。

  • 注意点:試験内容の変更について

日本語版では2025/11から試験内容が変更されているようです。(英語版では2025/9から変更されている模様。)
私が受験したのは2025/10ですが、変更前の内容でした。
現在受験を検討されている方はご注意ください。
主に下記のような内容が追加されているようです。

  • Liquid Clustering
  • LDPパイプライン(Lakeflow 宣言型パイプライン)
  • Delta Sharing

試験対策

  • 私のDatabricks歴について

私が最初にDatabricksに触れたのは2年ほど前で、自己学習で2,3か月ぐらい軽く触りました。その後少し期間が空いて、実務で使用することになり、受験時点で約1年の使用経験がありました。
実務ではノートブック上で、pythonやSQLを使用してのデータ加工や機械学習モデルの構築などに携わっていました。そのため、Spark Structured Streamingやデータパイプライン、ジョブなどにはあまり触れたことがありませんでした。

  • 試験ガイドの内容をまとめる

学習で最初に取り組んだのは、試験ガイドを元に勉強ノートを作成したことです。
試験ガイドに記載されている内容について、Databricksが公開しているドキュメントなどを参考にまとめました。
一通りの勉強にはなりましたが、試験に出ない部分にも時間をかけてしまったので、あまり効率的ではなかったかもしれません。

  • Databricks上で確認する

実際にDatabricks上で確認することをお勧めします。
コードは実際に動かしてみると挙動が分かりやすいかと思います。また、Spark UI や クエリプロファイル などは実際に画面で確認すると、どういった内容が表示されるのか一目瞭然です。
公式ドキュメントは文字が多いので理解しづらい部分がありますが、画面で確認するとすぐに理解できるものも多くあります。

  • 試験ガイドのサンプル問題

試験ガイドの最後に10問サンプル問題が載っています。
また、前の試験ガイドにも問題が5問載っているので、どちらもチェックしておくと良いと思います。
このサンプル問題からも類題が何問か出題されました。

  • Udemyの問題集

こちらのUdemyの問題集を購入し、理解して解けるようになるまで繰り返しました。類題などが実際に出題されたので、購入して良かったかなと思います。
また、こちらの問題集は前述の試験内容変更にも対応されているので、これから受験予定の方にも参考になると思います。

まとめ

  • 本記事では、Databricks Certified Data Engineer Professional試験の概要と対策についてご紹介しました。
    受験することにより、自分があまり扱ったことがない機能などについても知ることができ、大変勉強になりました。特にパフォーマンスの最適化については、実務でも利用できる場面が多く、学習して良かったなと思っています。
    これから受験を考えている方に本記事が少しでも参考になると幸いです。
  • 弊社ではDatabricksを活用したデータエンジニアリングや機械学習モデル構築など幅広くご支援させていただいております。データ活用でお困りのことがあれば、ご連絡いただけると幸いです。
  • また、一緒に働いてくださる仲間も積極的に募集しております。
    弊社では資格取得に力を入れており、今回の受験費用や学習にかかった費用は会社負担です。学習意欲の高い方は是非ご検討いただけると幸いです。
    下記は求人一覧です。
    https://recruit.jobcan.jp/n-insight/list?category_id=76879

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